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半導体工場の基礎知識約2分

装置の赤・黄・緑のランプは何を意味するのか

半導体工場のどの装置の上にも、赤・黄・緑のシグナルタワーがあります。緑は稼働中、黄は待機や警告、赤は異常停止。見方と、黄色のランプがいちばん見過ごされやすい理由をやさしく解説します。

ゲーム画面:洗浄装置に赤ランプが点き、会話ウィンドウに2つの選択肢

半導体工場(ほかの自動化された工場でもほぼ同じ)に入ると、どの装置の上にも小さなランプの塔が立っています。下から緑、黄、赤。シグナルタワー、積層表示灯とも呼ばれます。遠くからひと目見れば、その装置がいまどんな状態かがわかります。

3つの色の、だいたいの意味

工場や装置の種類によって定義は少しずつ違いますが、おおまかな考え方は、産業機器の表示灯でよく使われる色の決まりに近いものです。

ランプだいたいの意味
緑正常に稼働中、処理している
黄注意が必要:人の対応待ち、待機中やテストラン中、または警告が出ている
赤異常:装置が止まり、誰かが対応しなければならない

青や白のランプを足して「オペレーターの操作が必要」といった状態を示す装置もあり、点灯か点滅かで意味が変わることもあります。

黄と赤はどう違う?

装置は、温度、圧力、ガス流量、真空度などをいつも自分で見張っています。どこかの値が外れると、メッセージを出します。軽いものは Warning(警告)で、装置はたいてい動き続け、黄ランプが点きます。重いものは Alarm(アラーム)で、装置はたいてい自分で止まり、赤ランプが点きます。くわしくは「アラーム/ワーニング」へ。

赤はわかりやすい。装置が止まり、ウェーハが流れないので、みんなすぐ駆けつけます。むずかしいのは黄色です。

なぜ黄ランプがいちばん見過ごされるのか

黄色のとき、装置はまだ動いているからです。

1台の装置が1日に何度も警告を出すことがあり、そのほとんどは本当に何でもありません。値が一瞬境界に触れて、また戻るだけ。そのうちみんな、黄ランプを見たら消して生産を続けることに慣れていきます。たいていはそれで正しいのです。そうしないと、1日じゅう何でもない警告の対応で終わってしまいます。

でもときどき、ひとつの黄ランプがもっと大きな問題の前ぶれになります。部品が少しずつ劣化している、継手がゆるみ始めている、ある値が日に日に上限へ近づいている。毎回消されて誰も記録しなければ、赤に変わったときには、もう1ロット分のウェーハがだめになり、装置も長い修理でダウンしているかもしれません。

だから多くの工場では、黄ランプは消してもいいけれど記録は残すこと、同じ警告が何度も出たら誰かが追いかけることを求めています。言うのは簡単です。でも真夜中、生産に追われ、あと5分で帰れるというときには、それがいちばんむずかしいのです。

fab24hrでは

fab24hrのプロセスエンジニアは、夜中にエッチング装置 ETCH-03 が止まったという電話で起こされます。そして同じ日の夜シフトで、黄ランプの点いた装置の前に立ち、それを消して帰るかどうかを決めることになります。ゲームの2つの称号「黄ランプを消した人」と「黄ランプに気づいた人」は、その瞬間のことです。ゲームに出てくる会社・人物・装置・数字は架空で、シグナルタワーの見方は公開されている一般的な資料をもとに書いています。

fab24hrのプロセスエンジニアの夜シフトでは、黄ランプの点いた装置の前で、それを消すかどうかを決めることになります。

プロセスエンジニアで遊び、夜シフトの黄ランプに出会う

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