授業でfab24hrを遊ぶ
先生、講師、キャンプを運営する方へ
fab24hrは、ブラウザで遊ぶ小さなゲームです。半導体工場で働く一人になって、1シフトを過ごします。インストールもログインも不要で、スマホで遊べます。1シフトはおよそ5〜15分。生徒が半導体について前もって知っている必要はありません。ゲームの中の専門用語はすべてタップでき、ひとことのやさしい説明が出ます。このページは、授業で使いたい方のためのものです。
どんな場面に向いているか
- 中学・高校のキャリア教育、技術、公民の授業:「半導体産業で働く人は何をしているのか」を知る。
- 大学や専門学校の半導体関連の授業:授業前のウォームアップや、工場実習前の予習に。
- 企業の新人研修やキャンプ:1シフトの時間で、交代勤務、引き継ぎ、部門をまたぐ仕事を体感する。
20分の流れ
- 3分:先生がひとこと「半導体工場は24時間止まらない。装置が1台ダウンすると、何人もの人に影響が出る」と話し、半導体工場には誰がいるを一緒に見ます。
- 12分:一人ひとりが自分のスマホで1シフト遊びます(終わらなかった人はそこで止めてかまいません。進み具合は保存されます)。出勤するシフトは端末の時刻で決まります(午前の授業なら朝シフト)。最初のカードで役割を変えられます。
- 5分:下の話し合いのテーマから1つ選びます。
40分の流れ
- 5分:3〜4人のグループを作り、最初のカードで一人ずつ違う役割を選びます:プロセス、製造、装置、リソ(新しいチップがどう生まれるかを見たい場合は、カードのいちばん上で開発ラインに切り替えます)。
- 15分:それぞれが同じシフトを遊びます。
- 10分:グループの中で比べます:同じ時点(たとえば装置がダウンした瞬間)に、それぞれの役割が何を見て、何を恐れていたか。
- 10分:クラス全体で話し合い、本物の仕事へつなげます:半導体工場には誰がいる、半導体工場エンジニアの一日。
話し合いのテーマ(正解はありません)
- 夜中に装置にトラブルが起きたとき、誰を起こすべきでしょうか。人を起こすことの代償は何で、起こさないことの代償は何でしょうか。
- 「いつ直るか」と「いつわかるか」はどう違うでしょうか。似たような質問をされたことはありますか。
- ゲームの中でいちばん難しかった選択はどれですか。何を選び、その代償を払ったのは誰でしたか。
- 引き継ぎ表に書かれていないことは、次の人にとっては起きなかったのと同じです。あなたの生活に「引き継ぎ」はありますか。
- これらの役割のうち、いちばんやってみたいのはどれですか。いちばんやりたくないのはどれですか。それはなぜですか。
ゲームには知識を問うテストも、点数もありません。あるのは、ヒントがなく、どれを選んでも代償がある決断です。まとめカードの称号は、あなたがどんな選択をしたかを記録しているだけです。
本当のことと、架空のこと
半導体工場、装置、ロット番号、登場人物、数字はすべて架空のもので、どの会社の実際の規定を表すものでもなく、操作の訓練に使うこともできません。本当なのは仕事の「かたち」です:オンコール、引き継ぎ、Qタイム、テストラン、OCAPに従った異常対応、不具合報告書。内容は、公開されている論文、業界標準、大学の教材、業界での公開の議論をもとにまとめています。詳しくは「fab24hrとは?」ページの「参考にした資料」をご覧ください。
端末とプライバシー
- スマホ、タブレット、パソコンのどれでも遊べます。普通のブラウザがいちばん快適ですが、SNSアプリの内蔵ブラウザでも開けます。
- 音が出ますが、音を消しても最後まで遊べます。
- アカウントは不要で、名前も集めません。ゲームはバックグラウンドで匿名に、何台のブラウザが遊んでいるか、どこまで進んだか、何を選んだか、どのサイトやどのSNSアプリの内蔵ブラウザから来たかを記録します(ブラウザに保存されるランダムなIDを使い、Cookieは使いません)。入力した名前は、その端末の中にだけ保存されます。
- 無料で、広告もありません。
このサイトのほかのページ
- fab24hrとは?:遊び方、4つのシフト、よくある質問、参考にした資料
- 半導体工場エンジニアの一日:PE・EE・PIE・製造部の役割分担と、一日のタイムライン
- 半導体工場には誰がいる:技術員、製造部、プロセス、装置、リソグラフィ、インテグレーション、開発、課長、メーカー:それぞれの一日
- 半導体工場の業界用語を、やさしく解説:MO、ホールド、Qタイム、OCAPなどの業界用語を、ひとことでやさしく
- 紹介とメディア素材:プロモーション動画、ゲーム画面、紹介文と基本情報